皆さま🌸ご覧になりましたか?
6/30のに放映された高橋一生演じるブラック・ジャック💛
キャァ~✨でした!私は本当に心底素敵なブラック・ジャックだったと思います。
今回は6/30に放映された高橋一生演じるブラック・ジャックのストーリーに使用された元ネタ原作について調べてみました。
元ネタは?どんなストーリーなのか?
今回のBJのドラマの中で原作の5話から構成されていたかと思います。
1話づつご紹介していきたいと思います。
医者はどこだ!(第1話)
ヨーロッパのとある国で起こった自動車事故。
その車を運転していたのは、大実業家の不良息子・アクドでした。
病院に運ばれたアクドの元へ駆けつけた父・ニクラは、「金はいくらでも出すから息子を治せ」と医者に詰め寄りますが、頭の骨が折れ、首が折れ、肺が潰れて後3日と持たない容態のアクドを治療でき、助かる保証をする医者など居ませんでした。
あちこち電話を駆け回ったニクラの部下は、「ブラック・ジャック」と呼ばれる素性不明の天才医師を探し当てます。
ブラック・ジャックはアクドを一通り診終わると「この患者のために肉体を犠牲にする人間が要る!」と非道とも取れる言葉放ちます。
治すには別の肉体が必要だ、どうしようもない部分を切除して取り替えるという意味のようです。
そこで白羽の矢が立ったのが、仕立て屋の好青年・デビイでした。
「アクドが自動車事故を起こした時に傍に居た」「運転を妨害した」といういわれのない濡れ衣を着せられ、殺人未遂の疑いで逮捕されてしまいます。
もちろん、この裏で手を引いていたのはアクドの父・ニクラでした。
大実業家の権力と金を使って、警察だけでなく裁判に関わる者までをも買収しました。
合法的にデビイを殺そうとするニクラは、正しい証言をする証人たちの口も塞ぎます。
どうしようもない不良息子でも、ニクラにとっては唯一無二の大切な息子の為、お金を使い必死です。
ニクラのやっていることを一部始終を見ていたブラック・ジャックは反感的な感情を抱きながらも、ニクラの言い分を最後まで聞いていました。
ブラック・ジャックもモグリの医者であることを指摘され、脅しとも取れる言葉を浴びせられました。そしてニクラの策にハマってしまったデビイは、死刑を宣告されてしまうのです。
死刑宣告を受けたデビイは自分の体がアクドの体に移植されることを知らされます。
ブラック・ジャックにデビイは『悪魔の手先め』と最後の精一杯の抵抗のように放ちます。
アクドとデビイの手術が始り、ブラックジャックはニクラに『助けたあとは責任を負わないぜ』といい、ブラックジャック以外の人全員を退出させます。
手術は、成功!ニクラから興味本位でデビイはどうなったのかと聞かれ、ブラックジャックは
『内臓と手足をほとんど使っちまった バラバラになってもう人間の形をしてないよ 見るかい?』と平然と答えました。
2ヶ月後、全身を覆っていた包帯を取ると、そこには事故を起こす前の姿の元通りとになったアクドがいました。
ブラック・ジャックは報酬を受け取りその場を立ち去ります。
その後、ニクラに対するアクドの様子が妙によそよそしく・・・アクドは病院から姿を消し行方不明になってしまいました。
そしてデビイの母親が居る仕立て屋にひとりの青年がやって来ました。
青年の姿は不良少年のアクドそのものでしたが、布を切るハサミ使いを見て母親は目の前にいるアクドが息子のデビイだと悟ります。
『ママ 、死んだのはアクドの方だよ ブラック・ジャック先生はね 僕の顔をアクドの顔ソックリに整形手術しただけなんだ、体も心もくさってる奴は手術したって無駄だとさ!』
そう言うとデビイはアタッシュケースいっぱいに入った札束を見せ、母親を驚かせます。
『先生にもらったんだ これで外国へ逃げろってさ』
その大金はおそらく、ブラック・ジャックがニクラから受け取った手術代の全額のようです。
デビイは『あの先生はきっと天使だね ママ』といい、急ぎながらも仲睦まじく仕立て屋を後にする2人の姿を、ブラック・ジャックは見送るのでした。
灰とダイヤモンド(第25話)
松方老人に頼まれた百鬼医師は1年前に ブラックジャックによって体中に埋め込まれた30億円相当のダイヤを確認する事になりました。
しかし、すべてのダイヤはアクリル玉に変えられていました。
百鬼医師は怒りをブラック・ジャックにぶつけに行くが、ブラック・ジャックは悪びれた様子をみせません。
ブラック・ジャックにダイヤの置いてあるところに案内させる百鬼医師。
ブラック・ジャックが連れていったのは今にも壊れそうな、ある老人ホームでした。
30億円はこの老人ホームを建て直す費用にするつもりだったのです。
百鬼医師は老人ホームからダイヤを持って帰りますが、どうにもやりきれない気持ちに包まれます。
松方老人にダイヤはすべて本物だったと話し手術は終えますが、 しばらくして松方老人は倒れ、帰らぬ人となりました。
ダイヤがすべて灰になったと嘆くブラック・ジャックに、百鬼医師は「ダイヤは老人ホームへ届けたよ」と伝えます。
獅子面病(第33話)
獅子面病についてはこちらをご覧下さい🌹
ふたりの黒い医者(第56話)
戦場で体を吹き飛ばされて苦しむ人たちに囲まれ、安楽死もひとつの人助けだと信じるようになった元軍医のキリコ。
キリコは全身不随の女性に呼ばれました。
しかし同じ日にブラック・ジャックも女性の子供たちから母を助けてくれと頼まれていました。
ブラック・ジャックはキリコの手から患者を奪い、オペを開始します。
ブラック・ジャックが行ったオペは成功しますが、親子は退院直後、なんと交通事故で死んでしまいます。
哄笑するキリコの後ろ姿にブラック・ジャックは「それでも私は自分が生きるために人をなおすんだ」と叫びます。
ブラック・ジャックの耳にはキリコの高笑いが残りました。
ブラック・ジャックとキリコの関係についてはこちらをご覧下さい🌹
今回のドラマの感想は?
今回の高橋一生版ブラック・ジャックは原作第1話「医者はどこだ!」をベースにお話しが進められていたようです。
私は今から50年前に書かれたストーリーを違和感なく最後まで観れたのではないかと思います。
ニクラ演じる奥田瑛二さん、全てお金で支配する強欲で自分の家族以外は人としてみていない目つきや所作!私はマンガのキャラクターを思う存分発揮されていたかと思います。
橋爪功さんも静かに強欲なおじいさまを演じていましたよね♥ピンクダイヤを体内に隠すなんて・・・私はニクラにも負けない強欲さを橋爪老人から感じました。
そして獅子面病の松本まりかさん!
私は気持ちが高ぶる時の表現が原作では味わえない淫靡な世界感を感じました。
忘れてはいけないピノコを演じた天才子役 永尾柚乃ちゃん!可愛らしかったですよね。
おませな感じ、舌足らずの話方、そして優しい・・・
私は、かなり原作に忠実だったのではないかと思います。
「アッチョンブリケ」も再現してくれてましたもんね🌸
そして石橋静河さん演じるキリコ。
私は力強い中にも繊細さを感じ、原作にはない神秘的さを感じました。
ブラック・ジャックとキリコの最後のセリフ、「二人の黒い医者」と同じでしたね。
ブラック・ジャックが事故に遭った夫婦を助けに行くシーンでキリコが「何の為に」とブラック・ジャックに投げかけるように尋ねます。
ブラック・ジャックは「自分が生きる為にだ」と答えます。
深いですよね・・・人を救うことで自分が生きていけるという事なのでしょうか?
とっても素敵な高橋一生さん演じるブラック・ジャック先生💛
私は、後ろ姿がとっても哀愁漂い素敵だと思いました!
私の個人的な感想を少しお話しさせて下さい。
事故に遭った夫婦を助けにいく時にブラック・ジャックがピノコにコートを着せてあげてるシーン私個人的にはかなりツボでした!急いでいるのに、ちゃんと一番上のボタンまでブラック・ジャックはしめてあげてました🌸可愛い~
そして何故、ブラック・ジャックのベストが白色だったのか・・・
ブルーのリボンタイに黒ベストが本来のブラック・ジャックのスタイルでしたが今回の高橋一生版ブラック・ジャックは白(シルバーに近い)をお召しになっていました。
とっても素敵だったので、それはそれで良いのですが・・・高橋一生版ブラック・ジャックの黒ベストも見たかった。そして手術着もクラシカルで素敵でした💛ブラック・ジャックのエプロン姿も拝見できました。
私にとって、とっても大満足のブラック・ジャック実写版でした。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
過去のブラック・ジャックドラマ実写版について知りたい方はこちらをご覧下さい。
コメント