ロザリーは実在した人物なのでしょうか?
ロザリー・ラ・モリエール🌺
ロザリーはベルサイユのばら及び栄光のナポレオンエロイカに登場する架空の人物です。
フランス王妃マリー・アントワネットがコンシェルジェリー牢獄に収容された際に、死刑執行直前まで世話をし、獄中での王妃について手記を残したロザリー・ラモリエールいう未婚の母で盲目の女中が実在し、この人物から池田理代子先生が創作されたそうです。
ロザリーの父はバロア家最後の当主であるサン・レミー男爵。
母は貴族の娘マルティーヌ・ガブリエル(ポリニャック伯爵夫人)。
しかし、諸事情から両親は結婚に至らず、妊娠にうろたえるマルティーヌに同情したサン・レミー男爵の愛人のニコール・ラ・モリエールにロザリーは生後、引き取られ父の死後はパリの下町へ移住しました。
12歳の時に困窮した生活の中で泥酔した貴族に声を掛けられたことから、病気の母のために売春をして金を得ることを決意し、パリの街で客を引こうとします。
この際に偶然、オスカルに声をかけます。
しかし、女性であるオスカルは当然、この申し出を受けず、ロザリーに同情して金貨を与えました。
この出来事がロザリーとオスカルの初めての出会いとなります。
ロザリーとオスカル✨本当にラッキーな出会いかと思います。
ロザリーの姉は誰?
ロザリーの姉はジャンヌ・バロアです。
ジャンヌは実在の人物でラ・モット=ヴァロワ伯爵夫人ことジャンヌ・ド・ヴァロワ=サン=レミ。
首飾り事件の首謀者と思われるフランスの伯爵夫人、通称ラ・モット夫人。
ジャンヌは、自身の美貌と血筋に相応しい生活を手に入れる為には手段を択ばず貴族の養女となり、巷にアントワネットの親友という噂を流して真に受けたローアン大司教を利用して犯罪行為に手段を染めた結果、首飾り事件を起こします。
私はロザリーとジャンヌの性格は正反対のようで、実はよく似ているのではないかと思います。ロザリーがオレンジの炎ならジャンヌは赤黒い炎・・・でも、二人とも自分の思いは、諦めない強い意志を感じます。
強い姉妹たち、ジャンヌの最期は、ロザリーと母親が異なることは知らないまま亡くなります。私は、知らなくてよかったと思います。
人間、最後くらい辛いことから離れたいですよね。
ロザリーの旦那は誰?
ロザリーの結婚相手は新聞記者、またの名を黒い騎士🏇ベルナール・シャトレです。
幼いロザリーは、ベルナールに事故で亡くなった母親の葬儀や埋葬の手続きをお世話になりました。
その後、黒い騎士🏇として捕らえられたベルナールと再会します。
ロザリーはベルナールの身の回りの世話をしているうちに愛し合うようになり、結婚しました。私は二人が結婚したとき、ベルナールは幼い頃のロザリーに以前から好意を抱いていたのではないかと思いました。
幼く泣き虫だけど一緒懸命に生きる可愛いロザリー男心くすぐりますよね。
運命の二人だったのかもしれませんね💛
ロザリーは嫌い?ロザリーの性格は?
ロザリーはブロンドの巻き毛にぱっちりとした大きな瞳といった愛らしい容姿をしています。
わが身を省みずに貴族から子供を庇う、乏しい食料を分け与えるなど優しい性格です。
結婚後も身寄りのないカロリーヌを引き取ったりするなど、その性格は変わりませんでした。
しかし、溺れすぎる傾向にあり夫と息子の生活面にロザリー自身が原因となり苦労をかけました。
少女の頃はやや泣き虫だったが、オスカルに拾われてからジャルジェ家で愛情を受け様々な経験を経て、人間として大切なものを見失わない芯のしっかりした女性へと成長しました。
オスカルに対しては同性でありながら恋愛感情に近い憧れを抱いており、ベルナールと結婚後もオスカルに対する憧れが失われることはありませんでした。
ロザリーはオスカルから春風のよう🌸と言われていました。
そこだけ聞くと、とても素敵な性格のように聞こえますが、私はロザリーが嫌いです。
我慢強く頑張り屋さんのようですが、自分の考えを曲げない感じがして・・・最終的には周りの人々から守られていたような・・・
でも、これは私のロザリーへの嫉妬でしょうか?お恥ずかしい・・・
マダムとしたことが・・・私も春風のようだと言われてみたいです😢
最後まで、読んで下さりありがとうございました🌹
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