ベルサイユのばらフェルゼンは実在!最期は漫画より悲惨で排水溝に捨てられた?

ベルばら

皆さま🌹ベルサイユのばらに登場するフェルゼンをご存知ですか?

ベルばらの中ではスウェーデンの貴公子として登場し、マリー・アントワネットと許されぬ恋におち、オスカルからも愛されるという、かなりのモテ男でした。

今回は、そんなモテ男💛スウェーデンの貴公子フェルゼンについて実在した人物なのか?

マリー・アントワネットとの関係や、死因について調べてみました。

フェルゼンは実在した!

フェルゼンは実在した人物です。

ハンス・アクセル・フォン・フェルセン伯爵。

政治家であり軍人。

フェルゼンはスウェーデンの名門貴族で王室顧問であるフレドリク・アクセル・フォン・フェルセン侯爵の息子として、1755年9月4日にストックホルムで生まれました。

スウェーデン国王グスタフ3世の寵臣で1779年にフランス軍の王立バヴィエール連隊入隊した後、ロシャンボー伯爵の副官としてアメリカ独立戦争に参戦し1781年のヨークタウンの戦いで戦功をあげ、1783年にはジョージ・ワトソンからシンシナティ協会勲章を受けました。

そして、フェルゼンは独立戦争後、1783年にフランスに戻り宮廷でベルサイユの全ての女性たちから人気を博すことになります。

私は、ベルばらの漫画の中でのフェルゼンしか今まで知りませんでした。

フェルゼンの生い立ち・・・すごい✨超エリートじゃないですか?!

よく考えてみれば、そりゃそうですよね。

宮廷に出入りできて、王族の方々と親しくできるなんて・・・

私からみれば、昔のこととはいえ全てキラキラした出来事に感じられます。

フェルゼンとマリー・アントワネットの関係は?

フェルゼンはマリー・アントワネットとルイ16世から深く信頼されていました。

特にマリー・アントワネットとの交流が有名ですが、フェルゼンは独立戦争後、フランスに戻り王妃マリー・アントワネットの愛人となりました。

そして、フェルゼンはフランス革命においては、国王夫妻の助命に奔走しました。

フェルゼンはフランス王家がパリに軟禁されている限り、王家が勝利する望みはないと判断して、王家の亡命を手配しました

1791年6月のヴァレンヌ事件といわれています。

王家の脱出当日、フェルゼンは馬車の御者として王家をテュイルリー宮殿のあるカルーゼル広場からサン・マルタン門、パリ郊外のボンディに送り届けましたが、フランス王家の逃亡は結局失敗に終わりました。

1791年8月、フェルゼンはウィーンに派遣され、神聖ローマ皇帝レオポルト2世を説得して対仏大同盟を結成しようとしましたが、レオポルト2世は何もしようとしませんでした。

フェルゼンは代わりにオーストリア領ネーデルランドのブリュッセルに転じました。

1792年2月には駐ポルトガル大使の身分証明を偽造してパリに入城、13日と14日の2度にわたって王家と面会しましたが、再度の逃亡は不可能と判断します。

21日に再度テュイルリー宮殿を訪れた後は27日にブリュッセルに帰りました。

フェルゼンは長身で引き締まった体躯、格調高雅なふるまい、肌は白く健康的で端正な顔、優艶な瞳をもった男性だったようです。

ベルサイユ宮殿の全ての女性を虜にしたフェルゼン・・・

そんなフェルゼンにマリー・アントワネットも夢中になったのでしょうね。

私はフェルゼンがマリー・アントワネットを愛するだけで王室の亡命を助けたとは思えません。

フェルゼン自身の命も危ないのに・・・フェルゼンの貴族としての誇り、王室への忠誠心・・・

愛する人の全てを救いたいから、自分の出来る事全てを投げうって行動する。

私にはできないかも・・・フェルゼンはマリー・アントワネットを本当に愛していたのでしょうね。

でも、辛い結末・・・私はベルばらでこのシーンを読んだ時には泣きました・・・😢

フェルゼンの最期が悲惨!漫画と現実の違いは?

フランス革命後、スウェーデンに戻ったフェルゼンは国王との対立により、グスタフ4世が廃位された1809年クーデターでは中立の立場をとりました

そのため、革命後は地位を保ち、大将に昇進しましたが、保守派としてグスタフ4世の息子で王太子だったグスタフを擁立しようとしました

国王に即位したカール13世は王太子にアウグステンブルク家のクリスチャン・アウグストを指名しましたが、クリスチャン・アウグストは1810年5月にスコーネで急死します

クリスチャン・アウグストの死後、フェルゼンとその妹ソフィー・ピーペルがアウグストを毒殺したという噂が流れました。

フェルゼンは 1810年6月20日、王太子の遺体を護衛中、カールオーギュスト王子の死に加担していたと民衆から思われていたため、議事堂前の階段でリンチされ撲殺されました。

54歳でした。

しかし現実はマンガよりももっと悲惨でした・・・

マリーとの別れから、絶望し民衆を恨むようになったのです。

そして、前述のとおり、王太子の葬儀会場で、群衆につかまったフェルゼンはリンチの末、殺害されるのですが、遺体はなんと衣服をはぎ取られ排水溝に投げ捨てられたともいわれているのです。

どこまでが真実で、どこまでが噂かはわかりませんが、このような最期は私には認めがたいです。

ひどいですよね・・・私は、フェルゼンはマリー・アントワネットと出会っていなければ、このような非業の最期を迎えることにはならなかったのではと思います。

スウェーデンの伯爵フェルゼン、本来なら同じ高い身分の貴族と結婚して幸せに暮らせていたことでしょう。

少しずつ歯車が狂ってきて・・・私はベルばら登場人物の中でフェルゼンが一番好きでした。

なので私はフェルゼンの最期はとても悲しく思います。

私はフェルゼンが天国でマリー・アントワネットと再会できていることを望みます。

あっ・・ルイ16世さま👑ごめんなさい💦

私はルイ16世さまも素敵で大好きです♥

最後まで読んで下さりありがとうございました🌹

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