ブラックジャックの顔の傷、なぜツギハギ？白髪や皮膚の色も違う？

皆さま、ブラック・ジャックをご存知ですか？

法外な治療費を請求する天才外科医ブラック・ジャック！

ブラック・ジャックの顔の傷・白髪の理由・何故そのままにしているのか？

気になるところを調べてみました！

ブラック・ジャックの顔の傷はなぜついたのでしょうか？

ブラック・ジャックのつぎはぎ顔は、８歳のときに母親と曲り浜という海岸沿いを散歩中に不発弾の爆発事故に遭い体中がバラバラになった際、本間丈太郎先生による手術で形成されたためです。

在日米軍の射撃練習地に残された不発弾の処理を任された業者のずさんな処理の結果の事故でした。

この事故で大好きな母親を亡くし、父親は愛人を作り海外へ行ってしまう。

ブラック・ジャックは非常に過酷な少年時代を送ることになります。

非行には走らず、ただひたすら母親を殺し、自分の姿をこの様にした事故を起こす原因を作った大人たちに復讐する為に生きます。

漫画の中ではあまりブラック・ジャックの少年時代は描かれていませんが、のちのブラック・ジャックの何者にも屈しない姿を見ていると少年時代の過酷な状況を乗りこえたからこその強さかと思います。

不発弾の爆発事故に遭い皮膚の移植が必要になります。

皮膚の提供者を募ったところ少し肌の色が違う同級生タカシが自分の皮膚を使ってと名乗り出ます。

タカシの皮膚を使って移植手術を行った為、皮膚の色が違うのです。

ブラック・ジャックは少年のころから平等な精神をもっていたのではないかと思います。

タカシは肌の色が違うということで仲間はずれにされていましたが、ブラック・ジャックはわけ隔てなく付き合っていました。

タカシはブラック・ジャックとは確かな友情を感じていたのでしょう。

確かな友情を感じていても、8歳の少年に皮膚を提供する勇気と決断力は、なかなかないかと思います。

タカシとブラック・ジャック、二人とも勇気と自分が信じたものに対しての決断力を持ち合わせていた少年だったのですね。

マダムは感動します。

ブラック・ジャックの白髪の理由は不発弾の事故で長時間の大手術を受け一命を取り留めたものの大好きな母親が死んでしまいショックで半分白髪になってしまいました。

ブラック・ジャックは長時間の手術に耐えました。

目を覚ますも次に待っていたのは爆発によって四肢を失った母親の姿でした。

そして母親も亡くなり・・・8歳の少年には過酷すぎます。

これだけの事がおこれば白髪にもなりますよね。

全体ではなく、右側だけの白髪の状態で済んでよかったのではないかと思います。

本当に想像できない恐怖と悲しみ・・・そして怒りだったのでしょうね。

『ベルサイユの薔薇』でマリー・アントワネットが逃亡に失敗し、一夜明けると心労で髪の毛全体が真っ白になっていたという場面がありました。

毎日、しんどい、辛い、疲れた・・・とボヤいているマダムですが、まだまだですね・・・

ブラック・ジャックにとってかけがえのない友人タカシ。

そのタカシからもらった皮膚を取り換えたりすることは友達の誠意を裏切ることと思い、ブラック・ジャックは皮膚の色が違うツギハギのままでいます。

大学時代、友人から何度も顔の皮膚移植を勧められましたが、ブラック・ジャックは頑として移植はしませんでした。

人は見た目では判断できませんが、髪の毛右側半分、白髪。

顔には傷があり、肌の色も半分違う。全身、ツギハギ傷だらけ。

なかなかの個性かと思いますが、容姿が気なる年頃でも周りの声には惑わされず、タカシとの友情に勝るものはない・・・と少年の頃からの意思を貫くブラック・ジャック！

ぶれない強い意志を持つブラック・ジャック・・・素敵です💛

最後まで読んで下さりありがとうございました。

もっともっと、ブラック・ジャックの魅力をご紹介していきたいと思います。

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