ブラックジャック獅子面病とは？あらすじとねたばれ感想も！

皆さま、いよいよですね♥ブラック・ジャック実写版の放映日が近づいてきました！

少しづつ内容も発表されてきました。

今回は放送予定の獅子面病についてネタばれなるかもしれませんが調べてみました！

ブラックジャック獅子面病は実際にあるの？
ブラックジャック獅子面病のあらすじ
ブラック・ジャック獅子面病の感想・考察

ブラックジャック獅子面病は実際にあるの？

そうですよね。本当にこのような病気はあるのでしょうか？

ブラック・ジャックの獅子面病は架空の病名のようです。

あくまで架空の病気で実際の病気の内容と作中の状態は大きく異なりますが、ハンセン病が意図されていると考えられているようです。

実際のハンセン病（古くは癩病と呼ばれた）には、皮膚にも重篤な症状が現れるのですが、顔面に起こる神経麻痺を含む変形・異常を「獅子面様」と呼んでいたようです。

また、作中でページェット病だと言っていたようで、ベーチェット病→炎症。

ページェット病＝パジェット病骨パジェット病というのが一番当てはまるようです。

私はブラック・ジャックを読んでいて、いろんな病気があることを知りました。

子供のころは本当の病名と思っていましたが、調べてみると架空の病名だったのですね。

改めて手塚治虫先生の知識と想像力、表現力に脱帽です！

ブラックジャック獅子面病のあらすじ

ブラック・ジャックの獅子面病原作は第33話です。

ある日、「警視庁のものだ。お前を無免許医師として逮捕する」と刑事がブラック・ジャックを逮捕しにやってきます。

ブラック・ジャックは「そりゃまた突然ですね」と慌てず対応します。

「免許を持たない腕で数え切れないほどの人の身体を切り、何パーセントは殺している。

そんな人間が堂々と大手を振って歩く事ができると思っているのか」と刑事は一方的に話しブラック・ジャックを車に乗せます。

そして「どうして俺がむきになるか教えてやろう。俺の息子はお前のようなモグリの医者にかかって、治るどころか再起不能になったのだ。だから俺はそういうやつを憎むのだ」と話します。

そして車でブラック・ジャックが連れていかれた場所は警視庁でなく病院でした。

刑事はブラック・ジャックに「よく聞け。お前をテストするんだ。審査の先生たちだ。どの人も外科の大先生だ。患者をひとり診察し手術をしてもらう。そして見事治療できたら審査員はお前の医師免許をとってくれるそうだ。逮捕もやめてやる。だがデタラメな診断や手術をしたら途中でストップする。そしてお前は刑務所行きだ。もちろん医者としてもおしまいだ。二度とメスを持てないようにしてやる」と脅しのように伝えます。

ブラック・ジャックは早速診察を開始するも患者の顔を見てうめきます。

「獅子面病だ」カルテを見るブラック・ジャック。

「１６歳。男。３歳の時に発病。骨変形著明。現在は口もあかず、目もふさがれている、か。こういう患者を私に押し付けるとは審査員の先生がたも人が悪いね。獅子面病はページェット氏病とも言われ、骨がどんどんふくれあがって背骨や顔がすっかり変わってしまう。しかも原因不明。」

ブラック・ジャックは治療として脳手術を行うことを決断します。

ブラック・ジャックは過去にアフリカで５人の獅子面病患者を手術したことがあり、この方法で三人は治り、二人は死んだと話します。

すると周りから「患者の命を生かすか殺すか賭けるとは許さん」と声が上がり、その声を聴いたブラック・ジャックは怒り狂います。

「じゃあ、あなた方は賭けてないのか。あなたがたはいつも患者が必ず治ると保障して治療しているのですか。そんな保障できるのは神しかいない。我々は神じゃない。人間なんだ。人間が人間の身体を治すのは、賭けるしかないでしょう」と言い放ち、手術をおこないます。

手術は終わり3ヶ月様子を見て、それから成功なのか結論を出すことになります。

3ヶ月経ち、刑事は患者の所に来ると患者の顔は完全に治っていました。

患者の顔を見るなり刑事は涙を流します。

患者は刑事の子供だったのです。

元に戻った息子の顔をみてブラック・ジャックのことを医偉大な外科医を認めます。